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PDF 簡潔版市議会だより『冬号』Vol22一般質問市議会だより『冬号』Vol22一般質問の答弁

 皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。
 これまでの経験と新たな発想で議会活動に真摯に取り組んで参りますので、ご指導、ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
 目指すは『笑顔あふれるふるさと三郷』。住み続けたいまちに、さらに推進そして前進。

■議会所属委員会
①議会運営委員会
②三郷早稲田北部地域拠点整備対策特別委員会
③総務常任委員会
④三郷インターチェンジ周辺対策特別委員会委員長

≪令和7年6月定例議会報告≫

■会期:6月2日~6月13日(12日間)

総額約35億円の南部地域拠点防災コミュニティ施設新築工事が半年以上遅れています。原因は埋め立て工事において、指定の土でなく再生土が使われ、挙げ句、その一部に有害物質「六価クロム」が含まれていたために、土の総入れ替え工事が行われたためです。埋め立ての元請業者(すばる某)は指名停止3ヵ月でした。また、先の、希望の郷交流センターでの工事でも水漏れ事故を起こし、半年間使えなかったことがありましたが、設計監理とは別にこれら二つの工事では3000万円の工事管理者を入れておりますが、業者は二つの現場とも同じ(白石某)でした。また、南部地域拠点の工事では、人件費や資材の価格高騰があった場合は、高騰分を補填するインフレ条項が適用されるとのことで補正予算が組まれました。この工事は建築は不動開発㈱が約15億円弱、電気工事5億円、機械設備5億3千万円、地震体験等ができる設備4億7千万円、不可解な工事監理費の3千万円と先行工事中の土木工事費約4億5千万円を合わせ分離発注で総額約35億円。分離発注にうまみが見られ、不正や賄賂の蔭がちらつく。三郷市も総額約36億円の瑞沼給食センターや希望の郷交流センターの高額な工事が行われましたが、一流の大手ゼネコンに依頼すれば監理がしっかりしており、途中から余計な費用がかからず安心して仕事を任せられるが、何より設計通りで、仕上がり具合が違う。予算一流、業者も一流でありたい。

■6月議会一般質問■


 2009(平成21)年に施行された路上喫煙防止条例を受け、三郷市では、路上での喫煙行為による他の歩行者に対しての迷惑・危険を回避することを目的に、市内3駅の駅前広場を中心に路上喫煙禁止区域エリアと指定喫煙場所の指定が行われており、指定喫煙場所での専用の灰皿以外では喫煙をしないようにマナーの向上を目指しています。

 市内3駅の駅前広場周辺の指定喫煙場所は、三郷駅周辺に2箇所、新三郷駅周辺に3箇所、三郷中央駅周辺に1箇所となっておりますが、三郷駅南北及び三郷中央駅の指定喫煙場所では灰皿の周囲には植木を配しておりますが、新三郷駅はオープン状態であり、たばこの煙や臭いが喫煙エリア外に流れ出てしまう問題があり、通行者からのクレームとなっています。

 「望まない受動喫煙をなくす」。望まない受動喫煙の防止を図るため、2020(令和2)年4月、改正健康増進法及び受動喫煙防止条例の全面施行を受け、たばこの分煙環境整備の対策として、国及び市町村は望まない受動喫煙が生じないよう、受動喫煙を防止するための措置を総合的且つ効果的に推進するよう努めるとされました。

 受動喫煙防止対策について、喫煙所の移設や喫煙場所を撤去してしまうと喫煙者と非喫煙者の共生が不可能になるという設置場所の選定やこどもや患者、妊婦等の健康を考慮した受動喫煙防止の点からも全ての課題や悩みを解決すべく、コンテナを活用した喫煙場所、「喫煙コンテナ」を設置することにより喫煙者と非喫煙者の共生が実現します。

 従来の喫煙所から、より分煙効果の高い密閉型のコンテナタイプに変更することにより、コンテナ内部には、タバコの臭い成分を99%除去し、タールやニコチンなどの汚れを99%以上削減できる高性能の脱臭機を装備したものもあり、独立した建物のため喫煙者と非喫煙者の接触がなくなり、喫煙所周辺にも煙や臭いの排出をなくすことが可能となり、望まない受動喫煙問題解消の一助となり得るものであります。近年は、採用自治体も増えてきておりますし、三郷市民の健康維持、健康促進に役立つ特徴あるものでありますので、駅周辺に「喫煙コンテナ」の設置を強く要望するものであります。

部長答弁 市では、市内3駅周辺を「路上喫煙禁止エリア」に指定するとともに、指定喫煙所を設け、路上での喫煙行為による他者に対しての迷惑や危険の回避、吸い殻のポイ捨て防止など、喫煙マナーの向上と駅周辺の環境美化に努めております。駅前にある6箇所の喫煙所は、灰皿周辺を目線程度の高さの植栽で囲む簡易的な構造となっているところもございますが、煙や臭いが周辺に漏れてしまうこと、利用者が多いと植栽の外で喫煙をしてしまうことなどの課題もあり、閉鎖型の喫煙所設置のご要望もいただいているところです。

 現在、市では単体のコンテナ型やパーテーション型のほか、駅前施設の空きテナントを利用した室内型の喫煙所など、様々なタイプの設置事例や、設置場所、設置に係る費用、清掃や点検などの維持管理、補助金の活用など情報収集を行い、多面的な検討をしております。引き続き、喫煙者と非喫煙者の双方にとって望ましい喫煙所の在り方や整備の優先順位等を含め、駅近隣の皆様のご意見も伺いながら、検討を進めてまいります。

所 感 既に20数箇所で採用されており、議会で質問されたからではなく、日常の仕事と思い、参考事例はいくらでもあるので企画、製作を提案し、スピード感をもって対処してほしい。健康を考えたら意見を聞く、検討の段階ではないと思うが。また、このようなことが予算を5%以上使い切れてない原因だ。

(2)小・中学校の英語教育の推進について

 「三郷市の有名なものは何ですか」。三郷市の特徴は、特産品は、有名なものは何があるか。即答できる人はそんなに多くはないのではないか。2005年のTXの開通により人口増加は右肩上がりできておりましたが、近年は近隣市は増加しているものの、当市は原因は様々考えられますが、足踏み状態となっております。

 少子高齢化と人口減少の時代になり、若い世代の取り込みや移住・定住促進の自治体間競争の中で、勝ち抜くためには魅力発信が奏功するものと思います。

 そんな中、本市の教育に魅力を感じて居住を決めた人はどれ程おられるでしょうか。

 イギリスの第73代首相のブレアは所信表明演説の冒頭で「エデュケーション、エデュケーション・エデュケーション」と「教育」ということを3回繰り返し、教育の大事さを訴えました。

 そこで、三郷市として、学力面の充実を図る施策、確かな学力の育成の具体策の一つとして英語教育を前面に打ち出し、「小・中学校の英語教育の推進」を掲げたらどうかと提案させていただきます。

 子どもに英語によるコミュニケーション力をつけさせ、海外に出るということだけでなく、グローバル社会の中で認められるような存在になって欲しい、「世界で活躍できる人財を三郷から輩出すること」を目標に、今まで以上に英語教育を充実させ、子どもたちの能力と志を高めていくことが市の使命でもあると思います。

 子どもたちに、日常会話ができる英語力や臆せずに英語を使おうとする姿勢を身につけて貰うために、地域の外国の方々に協力して貰ったり、外国語指導助手(ALT)の全小・中学校への配置のほかに、英語活動指導員も全校に常駐させるなどし、また、当初は、全小学校で共有・活用する英語プログラムを指導主事や小・中学校教員、ALTが協力して作成し、教育の質を担保するなどの大変な作業もあると思います。「自立する児童生徒」の育成と学力面の充実を図る施策として、課題に取り組む体制を構築して欲しいと考えます。教育長及び学校教育部長にお伺いいたします。

教育長答弁 ご提案いただいた「英語教育の推進」を、三郷市の力の一つとして強化していくという視点は、本市の第4期学力向上推進3カ年計画の視点と合致するものであり、大変意義深いご提案として受け止めております。

 小中学校における英語教育は、グローバル社会において、社会生活やキャリアを豊かにする上で、欠かすことのできない能力の一つであると捉えております。本市では、英語の学びを通して、言語習得にとどまらず、異文化への理解と尊重の心を育むことを目指しております。こうした取組の一端として、中学校英語弁論大会において、3年連続県大会へ出場するなど、着実な成果が見られております。今後も、英語を学ぶことが、子供達にとって「夢を育む原動力」となり、三郷で育つ子供達にとって、将来、国内外で自らの可能性を切り拓く力に繋がるよう、充実を図ってまいります。

部長答弁 本市では、小学校から中学校まで、一貫した英語教育の推進に取り組み、16名のALTを配置しております。特に小学校では、3年生から実施される外国語の授業すべてにALTが入り、ネイティブな英語に触れるとともに、5人の英語専科教員を配置し、質の高い外国語授業の実施に向けて取り組んでおります。また、すべての小学校教員及び中学校の英語教員を対象に、ALTとの効果的な指導法について、研修会を開催し、指導力の向上と授業改善に繋げており、中学校においてはオールイングリッシュの授業が展開されております。さらに、休み時間や給食の時間にも、ALTと英語で関わる機会を増やしております。

 加えて、児童生徒の英語力や実践的なコミュニケーション能力の向上に向けて、英会話教室や英検対策講座の開催、小中学生を対象に英語検定試験奨励金を交付しております。奨励金につきましては、昨年度は532名の申請があり、英語学習に対する高い関心がうかがえます。今後、1人1台端末を活用し、小・中学校の外国語交流会や海外Web交流の充実、AI学習支援を活用した個別最適な学びの実現に向けて研究を進め、英語教育が本市の魅力の一つになるよう、段階的に取り組んで参ります。

所 感 英語力は高校・大学の入試にも役立つし、グローバルな社会に出ても身を助けるものになる。是非、若いうちに身につけさせて欲しい。

 本庁舎を始め、文化会館、図書館、体育館、コミセン、地区センター、消防署等々、市内には100にならんとする市の施設があり、大方は指定管理になっておりますが、これら施設の設備や清掃などの管理業務について、以前にも、「市内の事業者を優先して採用するよう市として指導して欲しい、また、優先採用についてどのような考えでいるか」と質問をしたことがあります。

 市内の事業者に仕事が優先的に行き渡ることにより、当然事業者は収入が増えるわけで、収入が増えることにより市民生活の安定、そして、市の税収も上がり自主財源確保の好循環が生まれます。この経済の好循環は市民の市政に対しても計り知れない信頼感も生まれます。

 東京都足立区は区の発注する工事や管理業務などについては、区外の受注者に対しても、下請け工事業者なども含め区内の事業者を優先して採用するよう行政がしっかり指導し、また、チェックもしており、その為、区民の行政に対する信頼度が高いといわれ、その信頼度が選挙の投票率にも表れ、選挙の都度、高い投票率となっております。

 三郷市においては、業種は伏せますが、市内の事業者よりも三郷から距離のある嵐山町や栃木県など市外の亊業者などに多く発注されているという例もあり、これでは事業者は社員を抱えきれなくなってしまうと将来を危ぶみボヤく経営者もおられます。以前の質問の答弁では、三郷市も市内業者を優先して発注しているといわれておりましたが、「現実はそのようにはなっていませんよ」という指摘があります。

事業者の高齢化、休業・廃業・倒産による市内事業者の減少がありますが、仕事が減っていることに起因しています。

 「指定管理施設だから指定管理会社に任せている」では市の方針も徹底されず、市民の理解も得られず、不測の事態、不正の横行などが発生しかねず、市民の生命・財産を守る、市民の生活・仕事を守る立場から、市を挙げて全部署、全施設、指定管理会社に至るまで市内事業者優先採用を徹底させるため、市長名で発信し、徹底する必要があると思います。それが指定管理業者との契約の条件、重要事項とし、併せて履行状況をチェックすることにより更に徹底されると思います。市長のご見解を伺います。

市長答弁 建設工事をはじめとする市の公共調達につきましては、「市内事業者育成への配慮」を契約方針に明記し、地域経済の活性化や雇用の促進などの効果を念頭において、市内事業者の受注機会の確保に努めているところでございます。

なお、公共施設の管理業務において、受託業者が業務を行う中で、他の業者へ業務を発注する場合などには、市の方針を勘案するよう求めているところでございます。市といたしましては、引き続き、競争性と公正性を確保し、価格と品質に優れた適切な公共調達を行いながら、市内事業者の育成と地域経済の活性化について取り組んでまいります。

所 感 市長の答弁のようには決してなっておらない。各部署バラバラ、部署ごとに勝手に動いているようだ。公共工事は見積単価が民間の単価より20~30%高く、ここに他自治体でも起こっているような甘い誘惑の罠がある。三郷市は特に甘く要注意である。

追伸

 6月議会も終わり、人生の区切りといたしまして、これを機に議員生活に終止符を打つことにいたしました。3期12年間に亘り皆様方には大変お世話になり、また、有り難うございました。まだまだ続けて欲しいという声をいただきますが、77歳という年齢を考え、新たな発想を持った後進に道を譲ることが賢明であることと自分の人生観もあり、 残りの人生は自分のための時間とし、後悔をしない生き方をすることが大事だと思っています。

 議会については、常に前向きに、「ふるさと三郷みんなが微笑むまちづくり」を念頭に、我がふるさと三郷を発展させていこうと様々な提案をし続けてきましたが、職員等には真面で、好評にも拘わらず採用に至らない件数が多々あり、議員生活はわたくし的には不完全燃焼でした。原因は○○の恥部を指摘・口外してきたこともあろうかと思うが、儲けの割には根性が小さいのではないか。

 話題を変えて、庁舎の中でパートとして勤務した方の話では「市民から見える1階の職員は一所懸命仕事をしているが、2階以上の人たちは何をしているのか解らない。仕事をしているような人は少なかった。」と言っておられたが、まさしく仕事に迫力が感じられず、職場が暗い。若い職員は何をしていいのか解らないのではないか。その為か、20数名の職員が精神的に病んで休暇を取っておられるようで、若い職員には仕事の与え方や課題を与えて課題解決に至まで責任持って行わせることが大事ではないか。

 不可解だったのは人事で、職員の人事に長老議員や○○の家族の裁量によるところが垣間見えた。市№2に無理矢理辞表を書かせ引き釣り下ろし、ウラで個人的に貢献のあった者を据えたり、親戚を職場のトップに据えたり、入札情報を教えない職務に忠実な職員を移動させたり、ウラで貢献があった業者との仲介をした者を重用したり、公社の人事や業者の指名に裁量を振るったりとやりたい放題。

 公務員が出入り業者から賄賂を貰えば逮捕できるが、公務員の家族が業者から賄賂を貰っても逮捕できないという。但し、公務員の内部告発や贈賄側当事者の告発があれば逮捕できるという。理不尽

勇気のある人出て来い。これ以上三郷市の税金を無駄にしないために。