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めざすは新しい三郷市政

新たな挑戦・・・しがらみに属さないひとりひとりの勇気をもって市政の再構築をめざします。

市議会だより「夏号」vol.12

皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。正論 「躍動みさと・・・未来/変わる/変える」。市議の役目は市政を評議することです。 三郷市の発展と市民生活の向上、地域活性化のために全力で取組んで参ります。

平成28年6月市議会定例会報告

■6月1日〜14日までの会期で行われました。詳細は「広報みさと7月号」、「みさと市議会だより166号」及び市議会のホームページをご覧願います。

■6月議会は幸房小学校のプール新設工事2億1千2百万円(消費税別)の請負契約ほか全9議案を可決いたしました。


一般質問(6月13日)を行いました

■1.道路問題(道路の老朽化対策について)


 三郷市内の道路網は便利すぎる反面、渋滞と大型車の通過台数の増加と云う負の産物もあります。主要地方道三郷松伏線はもとより、市役所前の通りから上笹塚谷口線駅前大橋に至る通りもコンテナ車、トレーラー、ダンプカーと大型車は相変わらず引きも切らないほどの通行量があり、これら大型車の積載量は制限の2倍は当たり前で、中でもダンプカーに至っては3倍の積載をしているものも多いと云われております。10トン車が30トンの土砂などを積んで走る訳ですから、このような過積載車が頻繁に通れば道路・橋も傷むわけで、クラック(ひび割れ)がやがて穴ぼこになり、議会において専決処分として報告がありますように、穴ぼこに落ちた車が破損したために、その修理等に関し、持ち主と和解し、三郷市が損害賠償金を支払っているケースがあります。
 平成26年5月に、道路の老朽化対策に向けた大型車両の通行の適正化方針が国交省より発表されました。国などが実施した実験結果によりますと、道路・橋の劣化に与える影響について、20トンの車1台が10トンの車の約4000台(4000倍)相当となり、そして、全走行車両のうち、わずか0.3%の重量を違法に超過した大型車両が、道路・橋の劣化の9割以上を引き起こしています。また、総重量20トン以上の車両の走行実態調査では、法令を遵守して走行している車は、36%に過ぎません。そのため、国は高速道路において、車両総重量一般的制限値である国道で最大27トンを基準とし、基準値の2倍以上の重量超過の悪質違反者を対象に厳罰化し、昨年2月より、現地取締まりで違反を確認した場合は告発するとしていますが、このような車が国道を下りて、三郷市内をも走り抜けています。
 市内には、国道、県道、市道があり、その道路の一般的な舗装構成を見ると、国道のアスファルト舗装は5pの3層構造からなり15cmの厚さがあり、舗装の下の路盤構成も市町村道に比べ1.5倍ほど厚い構造となっておりますが、県道となると、アスファルト舗装は3cmと4cmの2層構造で7cmの厚さとなっています。市町村道については、県道と同じく2層構成の厚さ7cmのアスファルト舗装で仕上げる場合もあるようですが、中には、厚さ5pの1層構成の場合もあるようで、市内の舗装構成がどのレベルなのか、ここでは問いませんが、何れにしましても、過積載車両の通行は安全を損なうばかりか、市内の道路・橋の破壊につながります。そのような中、この度、縦抗が完成し、これから本格的に工事が始まる、外環道大泉JCTと東名JCT間16.2kmの本線シールドトンネル2本の工事から出る土砂を三郷市が一時的にも受け入れるわけで、市内の通行箇所は限定的といえども1日1100台のダンプカーが走ることになり、そして、この秋以降にもスマートインターチェンジの大型車の通行可能な整備も行われます。また、物流の増大に対応するため、一度に大量輸送ができるようにとコンテナ車の長さ制限を25mまでとする案が国土交通省から発信されております。
このように、これからの老朽化対策、道路行政を考えた場合、道路・橋の破壊防止だけでなく、交通事故防止・安全のためにも、市内においての徹底した過積載車両の取り締まりと罰則強化の必要性を強く感じます。

建設部長答弁 市内では、常磐自動車道や東京外環自動車道等が接続する三郷ジャンクションがあり、首都圏と地方部を結ぶ重要な交通結節点であるため、道路交通網の利便性が良く、近年、大型車両の交通量が増加している状況でございます。そのため、県道や市道等に多く車両が通行することにより、特に、県道では市内を南北に縦断する三郷松伏線や、市道では市役所北側の三郷谷口線においては、時間帯により、渋滞が発生している状況でございます。また、議員ご指摘のとおり、市内を走行する大型車両等を確認しますと、既定の積載量を超えた車両も見受けられるのが現状でございます。道路の舗装は、構造令等に基づき、路盤や舗装厚は規定の厚さで施工しておりますが、設計荷重を超えた過積載の大型車両が頻繁に通行しますと、道路に悪影響を与え、舗装に段差やひび割れが発生し、その結果、路面が破損し、事故の原因になる可能性がございます。今後、東京外郭環状道路が高谷ジャンクションまで延伸することで、さらに交通利便性が向上いたし交通量の増加が予想されます。そのため、今後も市民の皆様が安心・安全に道路を利用できます様、関連課と連携を図りながら、警察による過積載車両の取り締まり強化などについて、要望してまいりたいと存じます。

所 見 市内の中では、駅前大橋から幸房の信号(コスモ石油の所)の間の道路のヒビ割れがひどい。過積載の取り締まりを行い、罰金を道路補修費に。


■2.行政問題(縦割り行政の改善について)


 現在、市内におけるイベント事業として、産業振興部が主催もしくは、助成・後援・協賛する、みさとスタイル、Big盆、肉フェス、三郷さつき展、サマーフェスティバル花火大会、三郷市民まつり、産業フェスタ、みさとイルミネーション等があり、この他に企画総務部が担当する船着場フェスティバル、まちづくり推進部が担当するフラダンスとハロウィンがあります。これらイベントは、それぞれの部署と関係者の英知と努力で、年々右上がりで多くの入場者、参加者を集め、成功裏に終わり、評価に値するものがあります。
 人口減少社会に向かい、各市町村は存亡の危機回避のため、それぞれの伝統の喧伝と「売り」の発掘に躍起となっており、その「売り」発掘の共通点は、農業の6次産業化と観光資源の発掘であります。伝統ある観光資源は決して多いとは云えない三郷市も、選ばれるまちづくりの為には、人口増に伴う社会の充実に相応しい6次産業化と観光資源の発掘は必須であります。また、三郷市の人口も13万8千人を超えましたが、三郷市に移り住んだその人達から、誕生した子ども達にとって、三郷市は唯一の「ふるさと」であり、その心に寄り添ったふるさと創り(ふるさと創生)も大切なことではないかと考えます。
このような中、市主催の観光イベントが、それぞれの部署で事業を立ち上げた、或いは、事業が立ち上がった主旨や目的等、経緯は理解できますが、長年に亘り、市の数ヶ所の部署によって企画、運営されることは如何にも非効率であり、オレが、オレがと云うべきセクショナリズムに陥っているということはないと思いますが、縦割り行政の弊害というべきものはなくす必要があり、それぞれのイベントや観光資源を産業振興部に集約・一元化させ、運営・事業展開を図ることが大事であると考えます。そのためには、人口減少の克服や地域活性化に向け、観光振興やまちづくりなどに関する知識やデーター分析能力、情熱を傾注できる人材が必要で、また、一部署の負担にならないように、人・物・金の投入、中でも、現状のスタッフに加え、中核を担う専門的な人材の養成・育成を急ぐ必要があり、組織も含め改善・改革に努めることが大事ではないかと考えます。
これらのことが産業振興にとって切っても切れない商工会や農協を通じて、商工業者、農業者や市民等、外部への広報や周知も図られ、各イベントに出店・参加する各業者や関係者への情報発信も一ヶ所からと、統一も図られることから、行政と事業者や住民のコミュニケーションも簡素化されます。
組織は、「simpie is best」、これに尽きると思います。
企画調整部長答弁 みさと船着場フェスティバルは、江戸川河川敷に国土交通省が設置した災害時における緊急用船着場の周知と、周辺地域のにぎわい創出を目的に、企画総務部で企画・運営を行い、開催しております。今年で6回目を迎え、水上レジャーが体験できるイベントとして人気があり、回数を重ねるごとに参加者が増えているところでございます。このように、他の部署におきましても、各々の目的を達成するためのイベントを様々な手法により実施しているところでございます。議員からご提案をいただきました三郷市の観光資源である各種イベントを産業振興部に集約・一元化させることにつきましては、現在の手法における各部署間の連携強化策や事務の効率化策等の検討も行いながら、将来的な人材育成等も含め、様々な視点から関係部署とともに課題の整理をしてまいりたいと存じます。

産業振興部長答弁 初めに、市が主催・協賛などを行っている各種イベントの所管部・関連部の件ですが、今、各部が、主催・協賛などを行っている各種イベントにつきましては、開催に至るまでの経緯、なぜ開催するのかという目的、開催したことによる想定される成果が、それぞれ異なるところかと考えます。また、イベントの担当部・関連部におきましては、主催者が市のどの部署と関係があるのか、主催者が市である場合、どこの部署が最初に当該イベントを始めたのかという歴史的経緯、等々により、各イベントの市側の所管部・関連部が決まっているものと考えております。ご質問のイベントの一元化についてでございますが、複数のイベントの目的・効果などが、それぞれ同種のものであれば、同じ所管に集約したり、一元化することは、一定のメリットが得られるものと考えております。なお他方、開催時期の関係、予算、人員の問題がございます。これらを総合的に踏まえ、今後、調査・研究してまいります。

所 見 縦割り行政から、各部署間の連携強化策や事務の効率化策という言葉がようやく出てきた。集約・一元化の予算や人員の問題はトップの意欲と判断。


■3.交通問題(@三郷駅北口ロータリーに緊急車輛通過レーン設置について)


 平成28年1月から4月末まで、三郷市内での救急支援出場を含む、火災、救急、救助、その他の出場数は前年度比、プラス148件の2636件あり、1日平均で21.8件となっています。そのうち、火災は前年度比、マイナス9件の7件ですが、救急は、プラス139件の2251件、1日当たり18.6件の出場となっており、これら緊急車両の現場到着には一刻を争う事態であります。また、このほかに、吉川警察署管内交通事故発生件数も三郷市だけでも、人身事故194件、物件事故が1005件あります。
 緊急車両の通過には、交通渋滞が障害であり、この障害は時間によっては市内数ヶ所で発生することもあり、特に、三郷駅から早稲田中央通りに至る草加流山線の三郷駅北口交差点通過に際しては、信号待ちの車も左右にも寄るに寄れず、時間が掛っていることが多々見受けられます。
 三郷駅北口ロータリーは、1億1千4百万円の費用をかけ、車道、歩道とも昨年末に整備され、見違える状況になったことは評価できるものの、住民の要望と熱い期待でありました送迎車両の駐停車場は整備されず、残念ではありましたが、これは近い将来、然るべき案件として是非とも実現していただくことを要望いたします。さらにもう一つ残念なことは、北口トイレ前の縁石については、工事で一切手がつけられておらず、安全面は問題ないものの凸凹のままで、折角、大金をかけて行った工事の割には雑すぎないか。市の不干渉と設計者の質が疑われても仕方ないと思います。
そこで、この部分と植え込みを再整備し、三郷駅から北口交差点にかけて車道部分を拡幅し、現行の2車線を3車線にして、左側1レーンを緊急車両専用通過レーンとしてはどうかと考えます。この3車線案については、左折、直進、右折のレーンとすることも考えられますが、左折車はそれほど多くないこともありますので、運用については緊急車両最優先は譲れないものの、左折車も可とすることもよいのではないかと考えます。

環境安全部長答弁 三郷駅北口駅前広場バスシェルター工事につきましては、駅前広場の改修工事とあわせて、駅利用者等の安全性及び利便性の向上を図ることを目的として、平成27年3月に工事を着工し、同年12月に工事が完了いたしました。利用者など多くのかたがたから評価をいただいているところでございます。議員ご指摘の、三郷駅北口交差点周辺につきましては、三郷駅北口駅前広場改修工事で実施されたバス停の移設や、平成27年2月に北口交差点の右折用矢印信号が設置されたことにより、交通の円滑化や利便性の向上が図られてきたところではございますが、朝、夕の通勤時間帯などで、交通集中により渋滞が発生することがございます。ご提案の緊急車両の通過を円滑にするため新しいレーンの設置をすることにつきましては、この交差点における渋滞の大きな原因が、流山方面への右折車両の流入にある中で、現在、進捗中の都市計画道路三郷流山線の整備等により、三郷駅周辺や東西交通の流れに変化が生じる事が予測されますことから、この計画道路の整備状況等も見ながら必要に応じた渋滞対策について関係機関、関係部署と連携しながら検討してまいります。

所 見 緊急をテーマにしているのに、5年以上先の整備を答弁とは現状無視。


■3.交通問題(A武蔵野線を常磐線経由で、東北縦貫線「上野東京ライン」乗入れ実現、その後の経過について)


交通政策審議会は「2030年までに作るべき東京圏の鉄道」として、全24路線の答申案をまとめ、「国際競争力の強化に資する鉄道ネットワークのプロジェクト」8路線があり、その中の一つ、つくばエクスプレスについては、東京駅延伸ばかりでなく、その先への展望を同僚の逢澤圭一郎議員が歴史を交え熱く語り、質問された通りで、三郷市民をはじめ、TX沿線住民はこれを待ち望んでいます。もう一つのプロジェクトである、「地域の成長に応じた鉄道ネットワーク充実に資する鉄道ネットワーク」として計画16路線があり、その一つとして、千葉県野田市などが「東京直結鉄道」と呼んでいる、東京メトロ半蔵門線の押上駅から北上し、常磐線亀有駅、つくばエクスプレス八潮駅・武蔵野線越谷レイクタウン駅を経て、松伏町から東武野田線野田市駅に至る東京8号線は、県南部の八潮市、越谷市及び周辺の人口増が期待されるとの記事がありました。
現在、武蔵野線は西船橋駅から先は、京葉線を経由して東京駅に乗り入れておりますが、途中の新木場駅では、りんかい線と接続され、線路が既に結ばれております。京葉線とりんかい線の相互直通運転が開始されますと、お台場を通り山手線大崎駅経由で埼京線の直通運転が実現し、アクセスがさらにアップします。
少子高齢化、消滅都市云々と云われている中、人口増を図りたい自治体間での鉄道誘致の競争には、先手を打つ必要があります。私は、平成26年3月議会において、吉川美南駅折り返しで、武蔵野線の貨物線を利用して、常磐線経由で上野東京ライン乗入れ実現について質問させていただいた際、「武蔵野線旅客輸送改善対策協議会を通して要望していく」という答弁をいただいておりました。
武蔵野線の上野東京ライン乗入れはダイヤの改正だけで、土地の取得費をはじめ、工事費も一切かかりません。交通アクセスの豊富さは、三郷市の知名度と土地をはじめとする資産価値の向上、転入促進、集客に寄与し、経済への波及効果も大きく期待できます。その後の進捗状況についてお尋ねいたします。

まちづくり推進部長答弁 武蔵野線の常磐線乗入れにつきましては、以前、加藤議員よりご質問いただき、その後要望活動を実施しております。要望につきましては、県内沿線自治体8市で構成しております、「武蔵野線旅客輸送改善対策協議会」による要望活動を通じて、東日本旅客鉄道株式会社大宮支社へ平成27年2月と平成28年1月に要望書の提出を行っております。要望時のJR東日本からの話しでは、武蔵野線と常磐線の車両数の違いによる課題や、武蔵野線の乗入れにより常磐線の運転間隔が広がることによる、常磐線利用者の利便性の低下などの課題があるとのことでございます。しかしながら市といたしましては、武蔵野線の旅客輸送の改善につながると考えており、今後も継続的に要望を行ってまいります。

所 見 鉄道誘致は近隣自治体との連携・連帯が大事。さらに交渉を続けたい。



連絡先

加藤英泉 

〒341-0024
埼玉県三郷市三郷2−1−9
TEL 048-957-0962
FAX 048- 957-0966
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