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めざすは新しい三郷市政

新たな挑戦・・・しがらみに属さないひとりひとりの勇気をもって市政の再構築をめざします。

市議会だより「春号」vol.11

皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。正論 「躍動みさと・・・未来/変わる/変える」。市議の役目は市政を評議することです。 三郷市の発展と市民生活の向上、地域活性化のために全力で取組んで参ります。

民進党結成 国歌斉唱せず(寄り合い所帯の民主党に維新という出戻り所帯が合流)

平成28年3月市議会定例会報告

■3月1日〜23日までの会期で行われました。詳細は「広報みさと4月号」、「みさと市議会だより165号」及び市議会のホームページをご覧願います。


■平成28年度三郷市一般会計予算456億2千万円(前年の5億2千万円増)。

■歳入は納税義務者増加と区画整理による個人市民税と固定資産税増額見込み。

■歳出は都市基盤の充実、治水対策、生活環境整備、子育て(新規8カ所開設含む民間保育施設等支援)の児童福祉費76億円、教育、福祉保健医療など。

生活保護費45億4千万円強(受給健常者にボランティア義務化はどうか?)。


一般質問(3月22日)を行いました

■1.土地区画整理(@半田地区の土地区画整理協議の状況について)


 平成21年9月に、ららぽーと新三郷がオープンし、6年半が経過しようとしております。周辺のショッピング施設と一体で都会と云うべきものを形成しておりますが、駅や線路を挟んだ反対側の半田地区の光景は市外から訪れる方達にとっては奇異に映るようです。半田地区については、新三郷駅周辺半田地区土地区画整理事業協議会が発足し、平成26年度に50万円、27年度には350万円、28年度についても同額の補助金が計上されております。補助金の額からして、調査費用ではなく、会議費用だとは思いますが、会議にしては額が大きいので、かなりの頻度で協議が重ねられているものと推測されます。この協議の進捗状況についてお尋ねいたします。
 半田・采女地区の土地区画整理については、過去に事業計画が持ち上がったものの、ブローカーの暗躍等で地主の理解が得られず頓挫したと聞き及んでおります。そんな中、大雨のたびに浸水、冠水が起きています。平成28年度予算の農地保全事業に農業用施設修繕として「安全を配慮し、浸水対策を行うため、半田地区ゲートとその他緊急的な修繕を行う」として1千万円、そして、「地域の浸水被害軽減と生活環境の向上」を目的に彦成川改修事業として、1億4千万円余りが計上されております。今後、吉川美南駅北側一帯が土地区画整理により整備されますと、これらの対策を行っても、一部の地区には効果があると思いますが、「地域の浸水被害軽減」、軽減と表現されていますように、半田地区一帯となりますとその効果は疑問で、台風などの大雨のたびに、浸水・冠水被害に見舞われる懸念は残ります。今回は是非、市の主導でしっかりと土地区画整理事業に取組み、浸水・冠水などと縁のない、人にも企業にも選ばれる三郷市のイメージと資産価値の昂揚に努める必要があると思います。

まちづくり推進部長答弁 半田地区につきましては、現在、地権者により「新三郷駅周辺半田地区土地区画整理事業協議会」が組織され、土地区画整理事業に関する勉強会などが行われてきております。平成27年度は、協議会内に作業部会を設置し、作業部会の意見を踏まえた土地利用計画図(案)を作成のうえ、概算事業費の算出が、進められているところでございます。平成28年度は、平成27年度の検討結果をもとに、事業収支の検討を進め、概算減歩率を算出のうえ、地権者を対象とした土地区画整理事業に対する意向確認が行われる予定でございます。平成28年度も、半田地区のまちづくりに対しましては、引き続き支援してまいります。


■1.土地区画整理(A茂田井及び幸房・岩野木地区の区画整理について)


 早稲田地区の土地区画整理の際、前間、田中新田あるいは江戸川沿いの茂田井、岩野木も当初の計画に入っていたものの、その地域の一部の人の反対で事業を取りやめた経緯があるようですが、年月が経ち、農家においては子ども達は家業を継がずサラリーマンとなり、当時30〜40(歳)の人たちも高齢化し、区画整理地のその後の発展ぶりをみて、今では、「あの時にやっておけばよかった」と悔やむ声をたくさん耳にします。三郷中央地区の区画整理も終わり、区画整理地から三郷駅に向かう大場川までの市街化調整区域は、当事者以外の者も含め取り残された感が否めません。幸房用水通り、新和吉川線の延長計画もあったわけですから、流山草加線やその先のららシティまで、そして、江戸川沿いの茂田井・岩野木地域までも併せて区画整理が計画されてもよかったのではないでしょうか。この中には、三郷駅から市役所に向かう県道上笹塚線、三郷谷口線があり、駅と市役所をストレイトに結ぶメインストリートでもあり、区画整理により三郷駅南から続く近隣商業地域を構成してもよいのではないか。広範囲な区画整理に理解が得られないのであれば、範囲を狭めて、県道上笹塚線両側の奥行き250mの範囲を市街化にしてみてはどうか。三郷駅から徒歩15分の範囲であり、ここに商店街が形成されれば三郷のイメージも変わってくると思いますが。お尋ねいたします。

まちづくり推進部長答弁 土地区画整理事業につきましては、第4次三郷市総合計画や三郷市都市計画マスタープランにおいて、拠点として位置付けられている地域について、優先的に事業を進めているところでございます。議員ご質問の、茂田井及び幸房・岩野木地区におきましては、つくばエクスプレスの整備に合わせ、土地区画整理事業の機運が高まった時期がございましたが、事業化には至らなかった経緯がございます。このようなことからも、現在、市のまちづくりに関する計画には、具体的な位置づけがない状況でございます。土地区画整理事業は、都市基盤や良好な住環境などを整備し、土地の効率的な活用と地域の特色を活かしたまちづくりに有効な手法でありますが、地権者のご理解とご協力が不可欠となります。このようなことから、地権者からの強い意向や要望と併せて、合意形成が図られてまいりましたら、市といたしましても、勉強会の開催などに対しまして、支援してまいりたいと考えております。

所 見 地権者の理解と協力が不可欠と云うが、50%を占める市街化調整区域の展望を先に示すべきで、産業立地ゾーンの安易な開発での倉庫群誘致では、都市計画税が課税できず、公園の設置義務がない。土地区画整理を行うべき。


■2.交通問題(@大場川上に高架式2車線道路建設について)


 市内においては、葛飾吉川松伏線の開通、新中川橋から東に伸びる松戸草加線の延長工事計画、第2インターチェンジの工事、スマートインターの大型車乗り入れ工事も計画され、外環も29年秋には更に延伸されます。また、仮称三郷流山橋も2020年の東京オリンピック開催年の開通に向け調査・設計や土地収用が始まり、これらが完成しますと市内の交通状況は大型車の通行量増大とともに、更なる大渋滞も予想を遥かに超えるものが考えられ、渋滞や混雑の緩和策が必要となります。江戸川堤防下の市道5078号線の拡幅については、県議会において、建設省当時から3回も同じ質問をしていただきました。以来今日まで、堤防の補強や整備工事が行われ、また、側溝の蓋かけは行われたものの、現状を変える拡幅には至っておりません。既に、仮称三郷流山橋から葛飾吉川松伏線に接続する、吉川市境を東西に走る流山草加線の道路計画はありますので、三郷松伏線・大場川通り線のバイパス整備として、並行して市内を南北に走る道路をもう1本計画してみては如何かと考えます。新たに道路を造るとなりますと土地の収用だけでも時間と費用が嵩みます。そこで、土地の収用を極力抑えられる大場川の上に2車線の高架式道路建設を計画してみてはどうかと考えます。三郷市においては、八木郷橋のように架け替えに苦慮している所もあるようですが、このような問題にも解決の道が開けるものと考えます。このような巨額の事業については、市は県政との連携はもとより、3年3ヶ月という空白の例外は別として、時の政権と緊密化を計り、事業を円滑に推進することも重要なことであり、また近道であると考えます。

建設部長答弁 主要地方道三郷・松伏線は、南は第一パン前の高州四交差点から、北は成田通りと交差する前間交差点を抜け、三郷市内を南北に縦断する、吉川方面へと続く、広域幹線道路の県道でございます。この路線は、近年、大型車両、特にセミトレーラーの通過車両が増加しており、平日でも時間帯によっては、慢性的に渋滞が発生している状況でございます。そのため、道路の「わだち掘れ」や「ひび割れ」等の損傷が頻繁に発生しており、県道の管理者であります埼玉県においても、定期的に舗装の補修を実施しているところでございます。
議員、ご提案の、大場川上に高架式2車線道路を建設する案につきましては、慢性的に渋滞を起こしている三郷・松伏線のバイパス道路として、渋滞解消を図るひとつの方策として考えられます。しかしながら、大場川上に高架式道路の建設については、河川内に橋脚の基礎を縦断的に設置する必要があるため、構造的な条件のほか、川の流れの阻害に対する検証など、長期に渡る検討時間や多額の建設費用が必要と考えられます。今後、田中新田地区に江戸川を跨ぐ(仮称)三郷流山橋が架かり、都市計画道路三郷流山線が開通しますと、さらなる、利便性の向上により、大型車両の増加が予想されるため、市内の住宅密集地を通ります、県道三郷・松伏線につきましては、将来を見据えた渋滞対策の検討を実施して頂けるよう、県に要望して参りたいと存じます。以上でございます。

所 見
 道路渋滞は経済の損失。知恵として江戸川堤防下の道路の拡幅が最短。


■交通問題(A駅前大橋交差点のカメラ設置について)


 2月中旬、交差点において小学生が大型車に巻き込まれ、死亡する事故が相次いで発生したことがテレビ報道されておりました。市内においても、危険な箇所は多々ありますが、特に、三郷駅前大橋の交差点に至っては、吉川方面から市役所方面に右折する車、中でも、トレーラーやコンテナ車などの大型車輌は前方の信号が赤に変わっているにもかかわらず突進という言葉が合うほどのスピードで進入してきて、青信号で発進しようとする車を驚かせます。また、市役所方面から吉川方面に左折する大型車輌にも同じことが見られ、目に余るものがあります。大事故に至らないまでも接触事故も発生しており、抑止のための看板の設置で注意喚起を促す方法もありますが、合わせて監視カメラの設置も必要と考えます。また、事件を起こした犯人は必ず大通りに出てくるといわれておりますように、防犯の意味からもカメラは大変有効であります。事故・事件の可能性が高いにもかかわらず何も手を打たないでいたところに、「起きてしまった」では遅すぎる訳です。安全・安心のためにも、県の然るべき部署と相談され、カメラが設置されることを強く要望させていただきます。

環境安全部長 三郷駅前大橋交差点は、県道が交わる、市内の交通の要所となる交差点であり、終日交通量が多く、また大型車の通行量も多いため危険性が高い交差点であると認識しております。市といたしましては、交差点の安全を確保するための交通安全施設の整備や路面標示、注意喚起を促すための、看板設置などについて、道路管理者である越谷県土整備事務所及び吉川警察署などの関係機関と連携・協議し、安全対策に努めてまいりたいと存じます。また、ご提案いただきました、安全対策、取り締まり対策としての、駅前大橋交差点のカメラ設置につきましては、吉川警察署に要望してまいりますとともに、信号無視など危険な運転を行う車両の取り締まり強化につきましても、要望をしてまいります。

所 見 県のカメラ設置は大宮駅東口の繁華街の客引き監視だけだが、安全の為に、三郷市に県下で2番目のカメラ設置に努力を。


■2.交通問題(B市役所往復専用自転車の無料貸し出しについて)


 三郷市役所には毎日、市内外から大勢の人が訪れます。車で来られる方、バスで来られる方、三郷駅から30分、あるいは三郷中央駅から20分歩いてこられる方など様々です。バス便については、通勤時間を除きますと日中の時間帯の本数はそれほど多くありません。三郷市は「人にも企業にも選ばれるまち」を標榜しておりますので、公共交通の補完といった観点からも、放置自転車をリサイクルし、「三郷コミュニティサイクル」として、三郷駅、三郷中央駅の拠点から市役所間の往復限定で自転車の無料貸し出しをしてみてはどうかと考えます。「無料」というところが味噌で、シティセールスの面からしても市内外にも面白い「三郷ブランドの一つ」としての発信や訴求ができるものと考えます。
国土交通省によりますと、2014年11月時点で、コミュニティサイクルを導入している都市は全国で72都市あり、「交通政策基本計画」で、2020年度に100市町村への導入を目指すとしています。


環境安全部長答弁 ご質問にございましたコミュニティサイクルを導入している72都市のうち埼玉県内におきましてはさいたま市、川越市、伊奈町において導入されております。3市町とも自転車ラックなどの施設整備を行ったうえで、管理運営を民間に委託し、料金は有料となっているとのことでございます。当市では、三郷駅北口の自転車駐車場整備センターにおきまして、観光・通勤・通学などに利用可能なレンタサイクル事業が実施されております。利用状況につきましては、一時利用(1日/300円)となっておりますが、平成26年度、1,369台、平成27年度は2月末現在1,526件であり、近年は増加傾向となっております。ご提案いただきました自転車の無料貸出しにつきましては、市役所へ訪れるかたの交通手段として利便性の向上を図る一方策と考えておりますが、設置場所の確保や管理面の課題もあることから、レンタサイクル事業との連携などを含め、研究してまいりたいと存じます。以上でございます。


■3.産業振興(市内回遊のレンタサイクルサービスついて)


 自転車の無料貸し出しの提案とは別に、ここでは、産業振興面から、有料のレンタサイクルサービスについて提案をさせていただきます。レンタサイクルは従来、主に観光地などで観光客向けに提供されておりましたが、近年は通勤、通学や買い物など生活の足としての利用も広がってきております。三郷市においては、三郷駅北口を拠点としたレンタサイクルの貸出しが行われておりますが、新たなサービスとして、新三郷駅、三郷中央駅の2駅にも拠点を置いて自転車を配備し、3駅の拠点のサイクルポートから、借りた駅の拠点とは別の駅の拠点に返却できるワンウェイ(乗捨て)タイプの展開をしてみてはどうかと考えます。例えば、日曜日、市内3駅の中では新三郷駅の乗降客が多いわけですが、ららぽーとに来られたお客様に観光や交流促進として、レンタサイクルで市内を回遊していただくことにより、名産品店での買い物、農業などの体験ツアー、スタンプラリー、七福神めぐり、各種イベント参加やグルメ店での飲食など市内商店会や観光事業の活性化に寄与できるものと考えます。
自転車の貸し出し事業については、千代田区、京都市、小金井市、札幌市や北九州市などの自治体で行われており、そこにNTTドコモやソフトバンクが協力して、スマートフォンから予約して任意の場所に配車してもらうサービスもあり、また、特徴ある料金プランも各々設定され、その支払いもスイカやパスモなど交通系のICカードでタッチするだけで決済が可能となっております。
将来的には三郷市も、各駅に観光案内や情報発信等の機能を備えた「観光レンタサイクル拠点」を整備し、その拠点において、紙媒体と映像を複合させた情報発信、市政情報やイベント情報等をリアルタイムに発信して本市のイメージアップや集客力を高めるための「観光プロモーション事業」を拡充し、地産地消推進店舗の案内や三郷ブランド品・農産物の販路拡大など産業振興に効果を発揮できるものを考えてもよいのではないか。また、平成28年度一般会計予算の交通安全費の中に、交通防犯課の自転車利用促進事業として206万3千円が計上されておりますが、経費の無駄と事業に矛盾がないよう商工観光課と交通防犯課で協議するとか、コラボする必要もあると思います。


産業振興部長答弁 いわゆる観光地におけるレンタサイクルサービスにつきましては、非常に手ごろで、風を切って走る心地よさ、とり扱いやすさなどの利点があり、人気の移動手段として観光拠点の回遊の促進におきまして有効な手段であると認識しております。三郷市におきましては、高低差がほとんどなく、また江戸川土手にサイクリングロードを有する立地でございますのでサイクリングに適しているといえます。三郷駅北口では月極めあるいは一時利用のレンタサイクル、ららぽーと新三郷におきましては一時利用のレンタサイクルが実施されており、さきほど環境安全部長から答弁しましたように多くの方に利用されている状況であります。回遊性を高めるためには、回ってみたくなる場所が重要であり、現在、三郷市に来たくなるような、また、回ってみたくなるような飲食店、自然、景観などの観光拠点の掘り起こしを実施し、情報の発信の手法について創意工夫を行っているところでございます。三郷市の観光振興の観点から、こういった現在行っている施策を継続しつつ、市内回遊性を高めるための一つの手法といたしまして、関係機関と連携の上、課題解決についての研究を行ってまいります。

所 見 これからの三郷市の売りは、観光と地産品とグルメの堪能。それと、葛西から群馬県の渋川まで続く170kmのサイクリングロード。



■4.人口問題(定住人口の増加と促進策について)


 2月26日に総務省が発表した2015年国勢調査の速報値では、一都三県の東京圏と愛知、滋賀、福岡、沖縄を除き、39道府県が5年前の調査より人口減少となりました。埼玉県においては、63市町村のうち、県南部を中心に23市町で人口増を記録しましたが、40市町村が減少した中、県央部が減少に転じ、県北部においては減少数が目立って大きくなってきております。
近隣の数字で比較しますと、吉川市の6.8%、八潮市の4.5%に次いで、三郷市は3.9%の増加がありました。因みに越谷市は3.4%でした。
私は、12月議会で三郷市版人口ビジョンについて質問をさせていただいた中で、「人口増がなければ三郷市の発展は望めない」と申し上げましたが、人口の減少は、市民生活の活力低下を招くばかりでなく、地域経済にも大きな影響を及ぼすなど、まちの存続にかかわる深刻な問題であり、人口の減少が全国的に進んでいる中、今から策を講じておく必要があります。
三郷市が将来にわたって、ひとの元気・地域の元気・まちの元気の住民福祉を増進していくためには、定住人口の減少を抑制し、地域の活力を維持していかなければなりません。人口減少は、社会減と自然減の両方に起因しておりますが、今日では少子化の進行に伴う自然減は年々増大する一方となり、社会減と自然減の差はなくなりつつあり、双方の施策展開が必要であります。活力溢れる元気な三郷市の実現に向けて、社会減を抑制するためには、「転入の促進」と「転出の抑制」が必要であり、自然減を抑制するためには、「子育て世代の定住」や「出生率の向上につながる取組み」が必要です。中長期的な視点での施策展開も望まれ、「三郷に生まれてよかった」、「三郷に住み続けたい」、「三郷に住みたい」という「育む・住む・働く」の定住促進事業と、「三郷に行きたい・また行きたい」という選ばれるまちづくりのための「文化や地域資源による魅力アップ・情報発信」の交流促進事業などの施策が挙げられます。
 人口減少が続いている熊谷市においては、「定住人口増加のための固定資産税等の課税免除に関する条例」が制定され、熊谷市に新たに居住する40歳未満の若年者が、新築または購入する住宅に係る固定資産税及び都市計画税の課税免除を行うことにより、定住人口の増加を図るとともに活力及び魅力のある地域社会を実現するとして平成27年1月から施行されております。更に、最近では、新幹線通勤者に対しては通勤定期代を補助することも発表されております。また、平成14年から人口減少が始まった行田市においても、定住促進基本計画が平成25年12月に策定されております。
 三郷市は、人口の増加が続いておりますが、中長期の施策とは別に、今すぐに手を打つことにより、社会減の要因の一つである、人生のうちで最も転居する機会が多いといわれる、20〜40代の結婚・出産・子育て世代の転出抑止のため、通勤・通学の利便性をはじめ、子どもを安心して産み、安全に育てられる環境づくり等、ターゲットを絞った施策を展開する必要があります。定住することで、出生数の向上による人口増、生活に伴う消費による経済効果、更には地域の担い手など様々な効果が期待できます。
推進体制として、庁内各部署横断的な委員会をつくり、定住促進基本計画の策定や変更、定住人口及び交流人口の増加促進に関する調査研究と事業展開することが考えられますが、どのような考えをお持ちか。お尋ねいたします。


企画総務部長答弁 今後、長期にわたって一定程度の人口を維持していくためには、ご質問の中にもありましたように出生率の向上等による自然増加を図ることはもちろんのこと、社会増加を図ること、言い換えますと、流入人口を増やすとともに、流出人口を抑えることが重要となってまいります。このため、本市におきましては従来から中学生までの医療費無償化やさまざまな保育環境づくりなど子育て世代に選ばれるまちづくりをすすめてきたところでございます。三郷市版総合戦略におきましては、人口減少に歯止めをかけるための様々な施策を掲げておりますが、人口の社会増加を図るための施策におきましては、「三郷市に行ってみたい、住んでみたい、住み続けたい」と思っていただけるよう、市民、関係団体、学識経験者や金融機関、報道機関等からも広くご意見をいただき、三郷市の魅力を向上させる独自の施策を掲げたところでございます。出生率の向上や流入人口の増加をめざし、子育て世代に選ばれる施策をさらに講ずるということでございます。代表的なものを申し上げますと、子供たちの成長を応援する環境づくり、三郷産農産物のブランド化、観光PR、都市型観光の振興、シティプロモーションによる魅力発信、切れ目のない妊娠出産育児に対する社会的支援の強化、多様な子育てサービスの提供、子育て世代が支えあう学びの場の創出等でございます。このような施策を掲げ、さらに三郷市の独自色をいかしながら、広く市内外の方々へのプロモーションを図り、積極的なPR活動をおこなうことで計画の推進を図ってまいりたいと考えております。

所 見 保育士・介護士の待遇は税で後押し。幸せの享受には納税義務を果す。


■3.産業振興(市内回遊のレンタサイクルサービスついて)


 自転車の無料貸し出しの提案とは別に、ここでは、産業振興面から、有料のレンタサイクルサービスについて提案をさせていただきます。レンタサイクルは従来、主に観光地などで観光客向けに提供されておりましたが、近年は通勤、通学や買い物など生活の足としての利用も広がってきております。三郷市においては、三郷駅北口を拠点としたレンタサイクルの貸出しが行われておりますが、新たなサービスとして、新三郷駅、三郷中央駅の2駅にも拠点を置いて自転車を配備し、3駅の拠点のサイクルポートから、借りた駅の拠点とは別の駅の拠点に返却できるワンウェイ(乗捨て)タイプの展開をしてみてはどうかと考えます。例えば、日曜日、市内3駅の中では新三郷駅の乗降客が多いわけですが、ららぽーとに来られたお客様に観光や交流促進として、レンタサイクルで市内を回遊していただくことにより、名産品店での買い物、農業などの体験ツアー、スタンプラリー、七福神めぐり、各種イベント参加やグルメ店での飲食など市内商店会や観光事業の活性化に寄与できるものと考えます。
自転車の貸し出し事業については、千代田区、京都市、小金井市、札幌市や北九州市などの自治体で行われており、そこにNTTドコモやソフトバンクが協力して、スマートフォンから予約して任意の場所に配車してもらうサービスもあり、また、特徴ある料金プランも各々設定され、その支払いもスイカやパスモなど交通系のICカードでタッチするだけで決済が可能となっております。
将来的には三郷市も、各駅に観光案内や情報発信等の機能を備えた「観光レンタサイクル拠点」を整備し、その拠点において、紙媒体と映像を複合させた情報発信、市政情報やイベント情報等をリアルタイムに発信して本市のイメージアップや集客力を高めるための「観光プロモーション事業」を拡充し、地産地消推進店舗の案内や三郷ブランド品・農産物の販路拡大など産業振興に効果を発揮できるものを考えてもよいのではないか。また、平成28年度一般会計予算の交通安全費の中に、交通防犯課の自転車利用促進事業として206万3千円が計上されておりますが、経費の無駄と事業に矛盾がないよう商工観光課と交通防犯課で協議するとか、コラボする必要もあると思います。


産業振興部長答弁 いわゆる観光地におけるレンタサイクルサービスにつきましては、非常に手ごろで、風を切って走る心地よさ、とり扱いやすさなどの利点があり、人気の移動手段として観光拠点の回遊の促進におきまして有効な手段であると認識しております。三郷市におきましては、高低差がほとんどなく、また江戸川土手にサイクリングロードを有する立地でございますのでサイクリングに適しているといえます。三郷駅北口では月極めあるいは一時利用のレンタサイクル、ららぽーと新三郷におきましては一時利用のレンタサイクルが実施されており、さきほど環境安全部長から答弁しましたように多くの方に利用されている状況であります。回遊性を高めるためには、回ってみたくなる場所が重要であり、現在、三郷市に来たくなるような、また、回ってみたくなるような飲食店、自然、景観などの観光拠点の掘り起こしを実施し、情報の発信の手法について創意工夫を行っているところでございます。三郷市の観光振興の観点から、こういった現在行っている施策を継続しつつ、市内回遊性を高めるための一つの手法といたしまして、関係機関と連携の上、課題解決についての研究を行ってまいります。

所 見 これからの三郷市の売りは、観光と地産品とグルメの堪能。それと、葛西から群馬県の渋川まで続く170kmのサイクリングロード。


連絡先

加藤英泉 

〒341-0024
埼玉県三郷市三郷2−1−9
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